第三話「第二の戦士 カゲリ参上!」
[敵幹部:ドクターゾラ]
サイバーナイト・モルギレス登場
監督:鹿島 勤 脚本:上代 務
<日常>
ユカの自宅では母が朝食の準備を終え、ユカと弟・タカシを呼び出している。
食卓には先日の戦いを伝える新聞。
ユカの父は新聞記者で、今回の件で社内は大忙しとのこと。
「人間サイズの怪物同士が戦っている」
そんな一文を目にし、表情を硬くするユカ。
カイザーハデスの封印されている場所では、
ドクターゾラがジャスティライザーを「ノルンの過去の遺物」と吐き捨てた上で
サイバーナイト・モルギレスへ翔太を倒すよう指示を出す。
ゾラたちが見つめる投影映像には学校から急いで帰ろうとしている翔太の姿が。
それは光学迷彩を用いて監視していたザコールから送られていたもの。
急ぎ帰宅した翔太はどこへ向かったのだろうか。
伊達電器店では、父・源太郎が帰宅してすぐ何処かへ向かった翔太を追いかけていく。
神社。翔太が竹刀を持ち一人で稽古を行っていた。
その姿を隠れながら見つめる源太郎。
稽古中の後姿を竹刀で軽くはたかれる翔太。源太郎は翔太の焦りを気取ったようだ。
もっと気楽にやれと源太郎は言い放つのだが。
稽古の後、翔太は一人つぶやく。自分ひとりで地球を守ることにプレッシャーを覚えているようだ。
その前に、ユカが現れる。
相談があるということで翔太が話を聞くと、以前(第一話)湾岸に怪獣が現れたときの話。
大暴れする怪獣から逃げ惑っている最中、ユカは蒼い光を見たと言う。
ここから、二人の微妙に食い違う会話が始まる。
自分がまさかあんなことになるとは、と言う翔太に対して
私も、と同意したようなことを言うユカ。
翔太自身は自分がグレンであることがユカにばれていると勘違いしていたようだ。
そんなユカに振り向いた瞬間、空間からモルギレスが現れる。