拙blogはもう語るべきものもほぼ無く、レインボーマンレビューも途中で終わっているのは
「やっぱりヒーロー物自体にまるで興味が無くなっている」
という事実と
「ハマってた頃、もっとも熱をあげていたものだし語りたいところはあるが、言うべきことがない」
という個人的な、そして現時点での思いもあって、事実上開店休業中という状態である。
自分はかつて過去の更新で
「当時見ていた対象年齢の世代が、その世代の感覚で本シリーズを語らないか」
ということを期待していた。
仮にグランセイザー初回放送当時に5歳だった子供は、セイザーX初回放送時点では7歳になっているだろう。
既に小学生のお年頃だ。
そこから20年後、つまりセイザーX初回放送は2005年だったので、
27歳になっている青年諸氏が、本シリーズをどう語るのか?というのは興味深くはある、のだが。
そもそも拙blogでは「マイナーな趣味ジャンル」としている特撮ヒーロー物、
その中でさらにマイナーな、しかもテレビ東京系列という今でも然程ネット局が多いわけでもないこの超星神シリーズ。
実は2010年代のこのシリーズの、他の人間の語りっぷりを見ていて随分辟易していた。
それについては過去更新で散発的に述べてきたので、今更詳しく言わない。
#ある程度状況が俯瞰出来てきたら再度触れるつもりはあるが。
だが当時の受け手側、かつ本放送当時にはいいトシしてたであろう連中が何を言ってたのかといえば無邪気といえば無邪気な「シリーズ復活希望」の空念仏。
そして当時も実況で散々弄られたネタの再放送。
内容について深く掘り下げる人間など、2010年代を通していなかったと記憶している。
では一方の送り手である東宝はどうしたのか。
実はほぼ沈黙していた。
散発的に元スタッフが何かしらの言及をした程度で、ようや送り手側からある程度論考する材料が出てきたのが、
「超星神シリーズコンプリーション」が出た2021年3月である。
その2年程後に講談社の東宝特撮関係のミニムック集が出た程度。
勿論それらが出る前に、オマケ程度に本シリーズが東宝特撮関係のムックで言及されていたのは知っているが読んではいない。 あくまでオマケコラムだとは知っていたから。
2010年代、拙blogでは三度目の全作見直しの上で全話レビューと総評を行っている。
それについてのリアクションが他からは皆無だったことも、当事者なので知っている。
個人的には、まさに「今更」掘り起こしたことで本シリーズをもう少しかつての視聴者が語る機運が出来るかと期待していたところも少しあったことは白状しておく。
もちろんムックなんかも出ていない状況下なので、観たままで素直に更新し続けてきた。
他の人間達が織りなして来たから騒ぎと、奇妙な幻想化と皮肉に対する反発がこのブログを続ける原動力の一つでもあった。
だが、それでもリアクションは皆無だったのである。
ここから自分が導き出した答えは、
「当時本シリーズを観ていた年長の連中は、久々に小馬鹿にしながら観れる特撮ヒーローが出てきたことを無邪気に喜んでいただけだった」
というもの。
これに反論したいのならこちらを納得も理解もさせられる論で向かってきて貰いたいものである。
大体、当時の宇宙船の読者欄ですら、グランセイザーのアナウンスについては
まさに小馬鹿にした意見が一部で見られたくらいなのだから。
某巨大匿名掲示板を使っていた当時の視聴者などの見方は言わずもがなだろう。
♯過去に別更新で触れたが「実況しながらじゃなきゃ観れるわけないじゃんこんなの」と読めるレスを投げた人間が居た事実。
2020年代に入ってから、先述のムック群が出てきたことで、いくらか幻想化は消え去ったかと思いきやまだ「シリーズ復活希望」の寝言はまだまだ散発的に聞かれる。
一体自分のやってきたことと、「今更」出てきた超星神シリーズコンプリーションは何だったのだろうか。
この無力感が、せっかく立ち上げたレインボーマンレビューにすら影を落とした事実もある。
酷いと東宝特撮ヒーローの過去作品達をリメイク復活とか言ってる奴すら居る。
それと別に面倒なファンが喚いてる、と雑に切り捨てる、何も見てない奴だって居る。
なんだかもう、潮時なのかな。
そう思わせる状況がまさか2020年代になって現れるとは思わなかった。
とある匿名掲示板で、モデロイドの話題でスレが立ってたのだが突如
PLAMATEAのセイザータリアスの話題をねじ込もうとした奴が居た。
#かつて(別の)某巨大匿名掲示板のfigmaのスレで、ドラゴンライダー発売決定時に仮面ライダーについて長々語って来た奴が居たのを髣髴とさせる流れだった。
#これを見ているから、特撮ヒーローを好むオタクへの嫌悪感は今も強い。
ちなみに件の人間は速やかに排除されたので、個人的には安心してモデロイドのスレを完走まで見続けていた。
オタクは何故、世代が変わり、時間が経ってもなお同じことを繰り返すのか。 同一個体であろうがなかろうが。
これのどこに知性とか理性なるものがあるのか。
もとい。
自分がやってきたことが実質は殆ど無意味であることをこの2020年代で痛感している。
以上のことからここからは、若い世代へ忠告を発しておきたい。
もし本シリーズを君たちの感性なり感覚なりで語りたいのなら、
それはとても険しいイバラの道であることは先に伝えておきたい。
君達が面白がったり弄ってたり、話題に上げようとしてる部分は全て過去の、上の世代たちがさんざん弄り倒したものだ。
それを厭った自分の、まさに君達が見ているこのブログですら、リアクション皆無だった。
つまり弄る方向でも、真っ当に語る方向でも既に荒涼とした、イバラだらけの原野しか広がっていない。
オアシスを求めてみたところで、きっと失望することだろう。
試みに、匿名掲示板でもSNSでもいいし今ならdiscordもあるだろう。昔ならIRCだが。
それらで話題を立ち上げて「同好の士」を集めてみるといいだろう。
最初はまあまあ人が来るだろう。 しかしやがて語ることがほとんどないことに気付く。
そして、超星神シリーズとは全く関係ない話題がメインになっていく。
全く脇に放置されたまま、何ら話が深まることなく消え去っていく。
あまり言いたくはないが自分は散々この流れを経験してきた。
某巨大匿名掲示板の本シリーズスレですら、役者の誕生日の時にやっとレスが、数か月ぶりくらいに付く(しかもそれなりに著名な役者のもののみ)程度で、
今はスレそのものが消滅したくらいなのだから。
君達の世代は違う、と思うのは良かろう。若いとはそういうものだから。
だが、余程切り口を変えていかない限り、そして真っ当に語れる人間が増えない限り
こちらから見たら全く同じことが繰り返される、言葉は哀れに消費されるだけ。
ではHPなりブログなりで論説をあげていくのならば?
それは、自分からしたら「頑張ってくれ」としか言えない。
皮肉ではない。
せいぜい、自分が感じた無気力を感じずに、うまいことやり続けられたらいいよな、と念じるくらいしかない。
あわよくば同世代の人間達で固まって、「当時幼少期だった自分達が見た、超星神シリーズの感想、または論」をなんとか作り上げて欲しい。
今本シリーズに興味があるらしい、自分より若い世代に言えることはこのくらいしかない。
その、感想なり論なりを作る過程に拙blogが使われるのであれば、それは構わないとだけは言える。
反省材料にするなり、何かを読み取るなりして、それを活かしてくれるのならば。
ただし、それでも「引用した時点で既にあなた自身の意見である」事は肝に銘じていただきたい。
その意味で自分は関与しない。
茨の道を整備して、誰でも語りやすい状況を作れるのかどうかは君たち次第。
今は幸いなことにDMM他で配信もされているやに聞くので、君達が観やすい状況は自分が拙blogでレビューしていた当時より整っている。
出来れば全話観直した上で語っていただきたい。
その上で、こちらが散々見聞きしてきたことを繰り返さない状況となればなおいう事はなく。
最後に。もし、東宝をはじめとした送り手側から何かしらのニュースが出ても無暗に踊らないように。 これも老婆心ながら忠告しておきたい。
ライヴが終わったら、その後の現実のハードさと寂寥感を痛感させられるだけなのだから。