2019年2月12日火曜日

あんた、言葉で酔ってるぜ。

今回は短い。

ま、これも本シリーズ周辺の話・・・ のみならず、様々なところで散々聞かされた形容詞(?)だ。
まず本シリーズに関して。

「東映ヒーローにはない魅力がある」

これを気軽に言う人間たちに問いたい。

「その魅力とやらを説明してください。」


どうぞ答えていただきたい。
もし答えが出ない、というのであれば、それはそう評している自分や言葉に酔ってるだけだ。

オタクが、情報だけでしか話が出来ない人種ということくらい自分でもよく判っている。
だがそれを差し引いてもあまりに酷い。


そして、本シリーズに限らず上述したような話の仕方をする人は実に多い。
バリエーションとしても

「ベテランの味」
「他じゃ見られない特色」
「マイナーならでは」
「メジャーにない志」
「志のある二流(B級でもよい)」
「強い意志を感じる」
「信念が感じられる」
「古きよき○○(適当な物事の名称が入る)」
などなど。

「実況向け」というのもこれに入れておこう。


何か君らは。 評論家のような立ち位置(つまり局外者)に居ながら評している自分に酔ってるのか。
ちゃんと対象に触れて、その上でその発言をしているのだとしたら
何にも見てないってことじゃないのか。
実況しながら見るのに適してる、なんて所詮何も見る気がしない自分に対する弁護じゃないのか。
#そもそも実況しながら見る行為自体がナンセンスだ。


落語が好きで、ちょいちょい集中して聴く時期があるが、自分の場合は
十代目金原亭馬生、三代目三遊亭金馬、林家彦六(八代目林家正蔵)と相場が決まっている。
この三人の評価でもほんとよく聞かされたのが「ベテランの味」である。

ビデオゲームでなら「ザ・グレイト・ラグタイムショー」は未だに好きだが、これすら
他じゃ見られないだの志のある二流、だのという言葉はよく聞かされた。

ロック界隈でもザ・スターリンなんかは好きだったりするのだが、これもマイナーならではだの豚の生首だの、印象論ばっかで話にならない。


やっぱりこれは、言ってる自分に酔ってるだけなんじゃないかい。
オタクはまだしもマニアにすら言われることがあるのは、実に嘆かわしい。


そして最初の問いに戻りたい。

東映ヒーローにない超星神シリーズの魅力って、何ですか?