2018年12月23日日曜日

TOHO VISION 2021 雑感

「あの東宝が重い腰を上げて世界に進出しようとしている」

という感想の目だった表題のコレ。
自分もまあ似たような第一印象であった。

がしかし。
東宝がWebで公開しているPDFを見るにつけ、その第一印象はあまりに楽観が過ぎていると反省した。
いや、自分含めた受け手各位よりも東宝が楽観的な気がしてならない。

2018年12月9日日曜日

日本と海外(主にアメリカ)で見る「特撮を使った世界構築」の差(試みの②)

これはふと思いついたものである。
詳しく言うなら「特撮という映像技法を用いての、空想世界を造るその前提としての世界観が、国民性によって異なる」
ということになるかもしれない。

もちろんこれは特撮を使ったものに限らずあらゆる演芸全般に関わることだとは思うが
そこまでの知識などもない。
とはいえ、思いついたものを書かないのもソンである。
長らく自分の中で飼いならされていた諸々の、その一つでもある。

前書きが長いが本題に移る。

2018年11月26日月曜日

「勘違いがそのまま広まる」メカニズムについてボンヤリと

もう二年経つ。
なにが、と言えば「シン・ゴジラ」である。
だいぶあの頃の熱気も冷め、いくぶん冷静に作品と当時の状況を俯瞰しやすい状態になっただろうか。

今回は自分が当時から疑問に思っていた事柄を、そのままタイトルにした。

2018年11月24日土曜日

超星神シリーズと特撮とオレ【12】

最近、なぜ自分はこのシリーズに夢中になっていたのだろうか、と思うことが増えた。
まあ色々理由はある。
だが一方、色々忸怩たる思いを蘇らせることも増えた。
今回はそうしたことを、追憶を交えて書いておく。

まずは今回の更新を書こうと思ったキッカケを述べておく。イントロというやつだ。

ブラウザゲーム界における「復活」から思うこと

タイトルからして本シリーズとまるっきり関係が無い。
無いのだが、多少は関係するようなことも書いておきたいと思って記事にしてみる。

ここからはヒーローオタク諸氏には「なんのこっちゃ」というような話しか出てこない。
が、
違う娯楽ジャンルの話とはいえ、決して無関係とも言いづらいところがある。
何せ特撮作品全般、「復活」ということを繰り返してシリーズを続けているものもあるのだ。
その上で本編へ。

2018年9月25日火曜日

興行論のようなものを試みに。

「興行」という言葉がある。
大まかに言えば「入場料を取ってスポーツ・映画・演劇・ライヴなどを見せる」
ということになる。

今回のタイトルで言えば東宝を初めとした映画会社が興行主、ということになる。
ただしこれは、自社(またはグループ会社)で映画館を持っている前提がある。
もっとも、現実には独立系のシネコン(ユナイテッドシネマやコロナ等)もある為、
現在においては単純に映画を配給する会社が興行主、という所まで解釈を広げてもいいとおもう。

2018年9月20日木曜日

河田秀二Ⅱ ~グッド・ドリームス~

最近どういうわけか、以前の更新を見る人が居るらしい。
色々思わんでもない。某脚本家を引き合いに出してるからだろうか。
それともかつてのインディー映画界の名物監督とされた当人のファンが、思い返したくて見てくださっているのか。
そんな現状を考え、様々感じたことがあるのでログとして残したい。

2018年8月18日土曜日

ヒーロー物番組のノウハウ・素人視点

久々に本シリーズがらみ?の更新をする気になったので、する。

今回は東宝と東映の差として一番大きい「ジャンルモノを作り続けていることからくるノウハウ」
を、素人視点で分析?してみようというもの。
ひさびさに長いので注意されたい。

2018年8月15日水曜日

オールドウェーブVSニューウェーブ ~特技監督・川北紘一Ⅱ~

今回の更新は、久々に川北の手掛けた平成VSシリーズなどを見返して感じた諸々・・・
まあ具体的には他作品との比較を交えた、個人的評価ということなのだが・・・
を、つらつらと書いておきたい。

2018年7月27日金曜日

日本における特撮の扱われ方を考えておく(試みの①)

ドリームプラネットジャパン社がYoutubeで上げている「装甲巨人ガンボット」のインタビュー映像を今更観た。
本シリーズおよびヒーローものにしか興味がない人には判らないだろうが、この作品は川北紘一最期の映像作品である。

2018年7月1日日曜日

レインボーマンへの想いと衝撃と

以前、「超星神シリーズと特撮とオレ」シリーズの更新で述べたが
自分にとってこの「レインボーマン」という作品は特別な作品となっている。

東宝初のテレビヒーローものである本作は、原作を「月光仮面」の生みの親であり
東映初のテレビヒーローもの「七色仮面」の原作者でもある川内康範が手掛けている。
このへんの符合に対して触れるヒーローものオタクが少ないのが意外といえば意外ではあるが、さておき。


2018年5月26日土曜日

若い頃の記憶から

以前の更新で、「情報と知識だけでコミュニケーション(と言う名の一方的な言いっぱなし)するのはちょっとね」という意見を発した。
が、実は自分もかつて似たようなことをしたこともあった。

今回は、その「かつて似たようなこと」をした頃のお話をしてみたい。
当然超星神シリーズから離れたお話であることは言うまでもないが、まあいいじゃないか。

2018年5月14日月曜日

「好き」を表明するのは難しい

今回もまた本シリーズからは離れた更新である。

表題の意図としては
「何かを好きになるということと、それを他者に伝えるということのギャップ」
を伝えたいと思ってキーボードを叩く。

2018年5月11日金曜日

東宝の特撮作品新作の可能性に思う

もはや超星神シリーズとはあまり関係のない記事が多い気がする拙blog。
今回もやはり、関係のない記事である。
まあ仕方ない気がする。既に終わったシリーズである以上
書けることなどないといっても過言ではない。


今回の記事はタイトルそのままの話。
ま、具体的には「今後、日本制作の新作ゴジラはありうるのだろうか」という話を少し。
単なる思い付きなので、今後どうなるかなんて保証はなんもしないので、そこのところ一つよろしくお願いしたい。

2018年1月21日日曜日

制作側としての東宝への疑問

最近は個人的エピソードからの考察?が続いていたのだがそろそろ普通の考察?も進めたい。
「考察?」なのだからまあ基本的には主観によるものでしかないので
お堅い考察とはちょっと質が違うのは相変わらずだが。


今回は超星神シリーズの制作統括という立場と言っても差し支えないであろう「東宝」である。
このシリーズは制作委員会形式によって作られてはいるが、実際本シリーズに携わった会社の名前を出す際に必ず先に出るのは
どうしても東宝になるし、OPテロップでも制作に名を連ねている以上この認識は間違いではない。
そもそも制作発表の時点で「東宝」の名前が先に出る以上どうしようもない。