2019年3月18日月曜日

キング・オブ・ザ・モンスターズと言えば。

今年公開される、アメリカ産ゴジラ。
原題は「Godzilla:King of the Monsters」だと云う。
King of the Monstersで検索すれば、今やこちらの情報が多い。
今回はまだ封切りされておらず、まだトレイラー公開程度でしかないため深入りしない。

自分としては、このタイトルで思い出すものがある。


SNK「キング・オブ・ザ・モンスターズ」である。
かつてゲームの世界にとっぷりと浸かっていた身としては、この符合に興奮せざるを得ない。

まだ格闘ゲームムーブメントが本格化していない頃に登場した本作。
ゲーム内容としては「怪獣プロレスゲーム」としか言いようが無い。
製作者たちも幼い頃に東宝の怪獣映画に慣れ親しんでいたであろう。
それは6体の怪獣のうち、4体くらいは東宝作品に居そうな連中が居る事実からも伺える。
あ、1体は円谷作品に出そうな奴かな、うん。


怪獣プロレスというコンセプトからか、高圧電流がロープ代わりになったり
相手怪獣を倒す際はプロレスよろしく必ず3カウントをとらないとダメだったり
その一方、怪獣映画らしく防衛隊の戦闘機が怪獣を狙い撃ったり
戦闘後には被害総額や破壊パーセンテージなどを出すなど、プロレスゲームを土台にしながら
若干ひねくれてはいるが、怪獣映画っぽさをも出すことにとりあえず成功している。

子供の頃はよく遊んだものであった。
だって判りやすいし。
2もあったのだが、2はふつーのアクションゲームになっていたので・・・。
個人的には1である本作のほうが印象深い。


今度のゴジラ映画、タイトルをアメリカ側スタッフが付けた際に
コレがもし頭に浮かんでたとしたら面白いもんだな、とは思う。
SNKが健在であれば無理矢理ゲーム化権でも手に入れてたんだろうか?とか妄想も出来る。
なんせ自分の好きなものたちが、奇妙な符合をしたのだ。
自分はしばらく楽しめそうな流れである。 


え?日本版は「キング・オブ・モンスターズ」だって? 
うん知ってる。
キング・オブ・ザ・モンスターズとカタカナ表記した場合、そちらはSNKに権利がありそうだな、ということもまあ想像できる。


東宝がSNKに「ゲーム化権はあげるから、キング・オブ・ザ・モンスターズ表記させてくれ」なんて云ってたら面白い流れもあったんだろうなぁ。
とか妄想が止まらないのである。